坂口医院 内科・循環器科 〒588-0004
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コラム

軽症の高コレステロール血症でも積極的な薬物療法が必要

 
日本人は欧米人に比べ、狭心症や心筋梗塞が少なく、高コレステロール血症の管理は厳しくする必要はないのではないかとも言われていました。また、一部マスコミでコレステロールの下げすぎは癌や脳出血を増やすので下げすぎない方が良いと報道されたこともあり(この報道は間違いですが)、特に女性においては220~240mg/dl程度の軽度の高コレステロール血症の方は薬を投与せず、食事療法のみで経過をみていくことが大半でした。
しかし、2005年11月に世界で最も権威のある心臓病の学会で日本人の高コレステロール血症治療の臨床研究の結果が発表され、平均243mg/dlの程度の高コレステロール血症の方も積極的に薬で治療した方が心臓病や死亡が30%減らせることが発表されました。
今回はこの研究結果についてふれてみたいと思います。
MEGA研究
日本人において総コレステロールが220~270mg/dlという軽症から中等症の高コレステロール血症の方も食事療法だけでなく薬を飲むことにより、心臓病や死亡率を約30%減少できることがはじめて証明されました。また、その効果は女性でも認められ、薬を飲むことによる副作用やガンの発生には差はなく、薬を飲んで治療することの安全性も示されました。