坂口医院 内科・循環器科 〒588-0004
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コラム

動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版

2007年5月
 2007年4月に動脈硬化性疾患予防ガイドラインが改訂されましたので今回はこのガイドラインについてふれてみたいと思います。
  大きな変更点は従来の“高脂血症”という病名がなくなり”脂質異常症“という名称に変更になったことでしょう。これは従来の高脂血症という名称では、善玉コレステロール(HDLコレステロール)の低い状態(低HDLコレステロール血症)を含む表現として適切でないと判断されたことによります。また、診断基準に悪玉コレステロールも善玉コレステロールも含む総コレステロールが省かれました。
 
脂質異常症の診断基準(空腹時採血)

高 LDLコレステロール血症 (いわゆる悪玉コレステロール) 140 mg/dl以上
低 HDLコレステロール血症 (いわゆる善玉コレステロール) 40 mg/dl未満
高トリグリセライド血症 (高中性脂肪血症) 150 mg/dl以上

中性脂肪が 400mg/dl未満の場合
LDLコレステロール =総コレステロール-中性脂肪/5-HDLコレステロール で計算できます。
さまざまな個人の持つ危険度で管理目標値が設定されました。
 
カテゴリ -
脂質管理目標値 (mg/dl)
一次予防
 
 
 
 
LDLコレステロール
以外の主要危険因子
LDL
HDL
トリグリセライド
I (低リスク群)
0
160未満
40以上
150未満
II (中リスク群)
1 ~ 2
140未満
III (高リスク群)
3以上
120未満
二次予防
冠動脈疾患の既往
100未満