コラム・メタボリックシンドロームについて

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メタボリックシンドロームについて

2006年4月

今回は昨年に診断基準が示されたメタボリックシンドロームについてふれてみましょう。 内臓脂肪の蓄積があり、生活習慣病を複数発症した状態のことを”メタボリックシンドローム”といいます。

ウエスト周囲径が男性で85cm以上、女性で90cm以上の方は内臓脂肪の蓄積を疑います。

メタボリックシンドロームになると動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞の危険が明らかに高くなります。

メタボリックシンドロームの診断基準

内臓脂肪の蓄積が疑われる場合には中性脂肪、血圧、血糖値の少しの異常でも注意が必要です。
メタボリックシンドロームになると心血管疾患の危険度が1.8倍になります。


ウエスト周囲径が男性で85cm以上、女性で90cm以上あり、内臓脂肪の蓄積を疑う方は”少し血圧が高い”、”少し中性脂肪が高い、”少し血糖値が高い”のいずれか2つあれば治療の必要があります。