2.野菜・果物の積極的摂取。コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える。


 最近、アメリカでDASHという低脂肪乳製品(飽和脂肪酸とコレステロールが少なく、カルシウムが多い)ならびに野菜・果物の多い(カリウム、マグネシウム、食物繊維の多い)食事摂取の臨床試験が行われ、中等度の高血圧患者さんで11.4/5.5mmHgの有意の血圧低下が報告されました。
このため、弱い降圧効果を有するカリウム、マグネシウム、カルシウムを組み合わせ、脂肪制限と同時に行うと血圧低下が期待できます。
ただし、重篤な腎障害の方は高K血症をきたす可能性があるので、野菜・果物の積極的な摂取は推奨されません。
また、果物は糖分が多く、摂取カロリーの増加につながることから、糖尿病の方では果物の積極的な摂取は推奨されません。